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芸は身を助ける

僕の友人には小6の息子がいて、その子は水泳の県の代表になるようなスイマーだ。
このバリバリのスポーツ少年に僕の友人はクラッシックギターを習わせている。
中学を卒業したら家から出て、自分の力で生きていくよう小さな頃から息子に言い聞かせているのだが、ギターがとても上手ければ、とりあえずどこかのお店で一日一食分は食べさせてもらえるだろう、とギターを習わせているのだ。
僕の友人は芸は身を助ける、と固く信じているようだ。
確かに、人よりも秀でたものを一つでも持っていると、何かと自分を助けてくれる機会はある。
普段仕事をしていて仕事仲間や取引先の人が何か特別な芸を持っていることに気がつく機会は少ない。
いつも取引している印刷会社の営業の人がルービックキューブ日本代表だとしても、週に一度訪れる会社の若い受付のお姉さんが江差追分のチャンピオンだとしても、それを知る機会はなかなかないだろう。
なので、もし芸を持つのであれば普段周りの人から認知されやすいものがいい、と思う僕はあまりにも凡人だろうか?
そういう芸で僕がいつも羨ましく思うのは習字や書道の達人だ。
手渡しされたメモの字が素晴らしかったりすると、僕は簡単に感動してしまう。

僕たちの仕事仲間のM先生は習字の達人。(本人はそんなことないと謙遜するだろうが)
ペットボトルロケットのイベント、バーベキュータイム中に煙の中でM先生必死に賞状の名前書きをしていた。
一度筆で文字を書きはじめると、M先生から独特のオーラが漂ってくる。
これはどんな分野でもそうだが、何か一芸のある人、子供の頃からその分野のことを厳しく、真剣にやり続けてきた人は、それをやるとき日常から非日常の世界にいともたやすくワープする。
そういうとき、その人はたまらなくカッコイイ。
子供を持つ親御さん、子供に一芸を持たせましょう。
その時は嫌がっても、大人になったとき感謝します。




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私の父の一芸はドジョウすくいだが、親族が集まる結婚式などがあるたび、私はとても気が重くなります、と思った人もポチッとよろしく!






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by konojigata47 | 2018-01-16 23:04 | 学習塾