2017年 05月 30日
漢字の覚え方
教室の中で子供たちが新しい漢字を覚えるのに苦戦しているのを見ると、思わず微笑んでしまう。
今自分が普通に書いている漢字も、初めてその文字を目にしたときは、さぞかし難解な文字に見えたことだろう。
日本語が好きな外国人に漢字の覚え方を聞いたとき、とても面白いなと思った。
口(One block)なら「くち」(mouth)、日(Two blocks)なら「ひ・にち」(a day)、目(three blocks)なら「め」(eye)、田 (four blocks)なら「田んぼ」(rice field) 、、、。
もちろん、この覚え方には限界があるのだが、彼らは彼らなりの納得のいく理屈を作って漢字を覚えているようだ。
中1の国語で「漢字の組み立てと部首」を習うが、僕にとってはこちらの方が断然効率の良い漢字の覚え方に思える。
まずは象形文字で漢字の成り立ちをイメージし、それから指事文字で位置や数など(上や中)線や記号を使って表す文字に頷く。そして会意文字のような二つ以上の漢字を組み合わせてできる違う意味クイズを楽しんでしまう。
形声文字(意味を表す文字と音を表す文字を組み合わせた文字)などもあるが、ここまでくるとちょっと漢字を覚える泥沼にはまるかもしれない。
漢字検定が大人や子供に人気のようだが、一度受けてみて、自分の実力を試してみたいものだ。
by konojigata47
| 2017-05-30 15:04