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そそっかしい

6月の頭にオートバイを手に入れて以来、週末は必ずどこかの温泉で過ごすようになった。
正直言って、若い頃からお風呂も温泉も好きではなかった。
熱い湯の中に入るとすぐに目眩がして、気分が悪くなるのだ。
シャワーなら一日に2回でも、3回でも喜んで浴びるのだが。
寒い北海道で久しぶりに入った温泉があまりにも気持ちよく、温泉に目覚めてしまった。
それ以来、温泉三昧だ。
北海道には驚くほどあちこちに温泉がある。
日帰り入浴専門だが、色々な場所で温泉に入るうちに、自分の中でのいい温泉とそうでもない温泉の区別がついてきた。
まず大切なことは、源泉かけ流し。
その意味すら最初は知らなかったのだが(恥ずかしい)、温泉を出たあとの、身体に残る満足感は、源泉かけ流しでなければ得られない。
日帰り入浴でも高いところは2,000円くらいのところもあれば、500円以下で入浴できるところもある。
わかったことは、値段と温泉の良し悪しはまったく関係ない。
まだハッキリと温泉についての能書きを垂れるほど自分の中での温泉論が確立していないので、この話はいずれまたしようと思う。

先週は十勝岳温泉付近の温泉に入った。
朝6時から8時までの早朝入浴だ。
眠たい目をこすりながらまだ誰もいない脱衣場で服を脱ぎ、目に飛び込んだ露天風呂へのドアを開け、外に出た。
朝のひんやりとした空気に温泉の湯気が揺れている。
大きな露天風呂で、深さも1mほどあった。
誰もいなかったので、すっぽんぽんで泳いだ。
滑り台や子供用の浅い温泉もあったので、浅い温泉で大股を開き、すっぽんぽんでしばし仮眠した。
うっすらと目を開き「どうしてこの露天風呂は温泉宿の窓から丸見えなのだろう?」とか「どうして女湯からもこの露天風呂に出てこれるのだろう?混浴なのか?」とぼんやりと考えつつ、1時間近く時間が経過したので、脱衣場に戻った。
すると、脱衣場のドアを開けると、中にいた数人の人たちがとても驚いた顔で僕を見た。
今開けたドアを振り返ってみてみると「多目的露天風呂 大人の方は裸禁止」と大きく赤い字で書いてあった。
その日は一日中、バツの悪い気持で過ごす羽目になった。





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私は女性専用車両だと気が付かず、刺すような女性たちの視線を浴びながら2駅ほど下を向いて過ごしたことがある、と思った人もポチッとよろしく!


写真は温泉の帰り道に撮ったもの。テキストとはまったく関係がありません。


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by konojigata47 | 2017-08-09 23:14 | 学習塾